全国町村会

舟屋景観守る広告条例 京都・伊根町、漁村の風情後世に

京都府伊根町

京都府伊根町が、全国的に有名な舟屋の景観を守るために、独自の屋外広告物条例案を12月定例議会に提案することが分かった。府の屋外広告物条例より厳しい内容にして、 漁村の風情が残る町並みを保全する。制定されれば、同様の条例は府内市町村で京都市、宇治市に次いで3例目。

同町の伊根浦地区には伊根湾に面して約230の舟屋が並び、国内外から多くの観光客が訪れる。

同地区は2005年に国の重要伝統的建造物群保存地区の選定を受け、舟屋や母屋などの保存・整備が進んだ。

一方、屋外広告物の規制は府の屋外広告物条例に基づいて行われている。しかし、府内一律の基準のため重伝建地区の特性に合った規制になっておらず、府条例違反ではないものの、 舟屋の町並みにそぐわない看板やポスターなどが目立つという。

風情ある町並みを残すため、町は11年、独自の景観条例を定めることができる「景観行政団体」に移行。14年に町景観計画を策定し、条例制定に向け具体的な規制内容を決める検討委員会をこれまで3回開催している。

府は、伊根町が独自の屋外広告物条例を制定できるようにするための条例改正案を9月定例府議会に提案する。

町の条例案は可決されれば来年4月に施行される予定。町企画観光課は「舟屋の景観は大きな観光資源。昔ながらの町並みを保存していきたい」としている。

(2016/09/06 (京都新聞)(共同通信社「47行政ジャーナル」より転載))

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