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南西諸島の薬草で商品開発 伊仙町と阪大 セリ科「まぁざく」

鹿児島県伊仙町

鹿児島県大島郡伊仙町は、大阪大学などと連携し、南西諸島に自生するセリ科のボタンボウフウを生かした商品開発を進めている。 これまでの研究で分かってきた生活習慣病の予防やダイエット効果の実証に向け、7月からは町民50人によるモニター調査も開始。近くサプリメントを発売する。

ボタンボウフウは薬草として知られ、「長命草」とも呼ばれる。伊仙町の方言では「まぁざく」。台風や干ばつに強く、年間を通して収穫できるため、 町は付加価値化することで、新たな収益作物として栽培を広げたい考え。

現在は「まぁざく生産者会」30人が3ヘクタールで栽培。大阪大学の研究のほか、町出身者が経営する長寿食材研究所(東京都)が販売などで協力する。 これまで「長命草茶」としての商品化や、サプリのテスト販売もしている。

モニター調査では、太り気味の人などを対象にサプリを継続使用した場合の効果を検証。今後、本格的に発売するサプリは、 島内産サトウキビを原料とするオリゴ糖を混ぜたものと、ロイヤルゼリーやニンニク入りの2種類を予定している。

町内の畑では13日、「奄美農業」を学ぶ徳之島高校生24人と関係者が約150キロを収穫した。同研究所の佐平仁志社長(50)は 「成長のばらつきは多少あるが荒れ地でも育ち、機能性は十分。足元にある素材で島おこしにつなげたい」と話した。

(2012/7/20 (南日本新聞)(共同通信社「47行政ジャーナル」より転載))

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