全国町村会

「花粉症に効果」で販売2億円 北山村の特産かんきつ製品

和歌山県北山村

和歌山県北山村特産のかんきつ「ジャバラ」を使った製品の2008年度中の販売額が、05年度に続き2億円を超えた。3月中はテレビ番組での紹介などで注文が殺到し、対応できずに発送を先送りしたほど。先送り分の778万円を含めれば、販売額は2億2,567万円で、過去最高となった。村観光産業課は「花粉症の症状改善に効果があるという研究発表で注目してくれたと思う。一過性に終わらせないよう、販売促進を続けたい」と話している。

ジャバラは、地元のかんきつの自然交雑で生まれた北山村発祥の品種。1980年代中ごろ、村おこしで特産化し、果実だけでなく、果汁やジュースなどの製品にして販売している。

販売額は99年度は2,720万円だったが、02年に1億40万円、05年度には2億2,200万円になり、6年間で8倍を超えた。通信販売に加え、首都圏で販売促進を強化したのが奏功したという。

06、07年度の2年間は2億円に届かなかったが、08年度に3年ぶりに2億円を突破した。

3月にテレビ番組で「花粉症の症状改善に効果がある」と紹介されたのが人気を集めた理由だという。3月中の電話やインターネットでの注文は、年間の半分近くを占める9,500件あった。村内の道の駅「じゃばら村センター」で3月中に開いたキャンペーンも好評で、販売額は700万円を超え、昨年同期の5倍近くになった。果汁やジュース、ポン酢が人気だという。

ジャバラが花粉症の症状改善に効果があるというのは、岐阜大学医学部(岐阜市)の研究チームが昨年9月、アレルギー学会で発表。03年には県工業技術センターの研究者が、過剰な免疫反応を抑えるのに効果があると日本食品科学工学学会で発表した。村がインターネットで試飲モニターを募ったことも話題になった。

村では現在、村営農園と農家14戸の計8ヘクタールの園地で約6,000本栽培している。今後、剪定(せんてい)など栽培管理の徹底で収量を高め、新しい製品の開発も目指すという。

(2009/04/24 紀伊民報)

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