全国町村会
 

笠置ファン獲得へ!
〜全国ご当地鍋フェスタの取組み〜

全国ご当地鍋フェスタの様子

 

京都府笠置町

2832号(2013年3月11日)  笠置町長 松本 勇

笠置町の概要

京都府相楽郡笠置町は、府南端に位置し、大阪から約1時間、奈良から約30分の距離にあり、都会から遊びに来られる方が多い町です。また、 面積は23.57kuとなっており、その8割を森林が占めています。人口は昭和22年のピーク時の約3,300人から減少が進み、現在は府下で最も少ない約1,600人となり、 高齢化も進むなど、高齢化率は39%(平成25年1月末)と、府下で2番目に高い割合となっています。 

笠置町は観光が主な産業となっており、木津川の自然を活かしたカヌー、ボルダリング等のアウトドアスポーツ、鎌倉倒幕を企図した後醍醐天皇の 挙兵・籠城の舞台となり、紅葉の名所でもある笠置山、きじ鍋・ボタン鍋等の味覚等が観光資源となっており、さくら名所百選に選ばれている府立笠置山自然公園の 桜も見所の一つです。また、笠置山頂の笠置寺は日本最古最大の弥勒磨崖仏があり、同じく、虚空蔵磨崖仏もあります。そして、笠置寺は東大寺のお水取りの起源と されており、東大寺の二月堂と関連がある正月堂があります。 

しかしながら、平成23年の観光入込客数及び観光消費額は平成19年と比べて、それぞれ約2割減、3割減と、年々減少傾向となっています。  

このような現状を打開するために、笠置町はこれらの観光資源を活かし、さらなる発展のために新しい取組みやイベントを企画し、笠置ファンや 全国ご当地鍋フェスタなど様々な事業に取り組んでいます。 

虚空蔵磨崖仏:制作から千年以上の年月が経過しても形を残している貴重な磨崖仏です。

  

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笠置ファンで魅力を発信!!

笠置ファンとは町外の方に、笠置町のイベントや魅力を知っていただくための取組であり、7年以上の実績を持っています。 

内容は、笠置町のイベントや魅力をメールや郵送により、その時々の笠置町の魅力を知っていただくというものです。最近では町内の商店に笠置ファン 加盟店を集い、店舗特典を付けるなどの付加価値を追加し、笠置ファンになる事のメリットを増やしています。 

現在の登録者数は700名を超え、年々上昇傾向にあり、ここ数年で300名ほどの登録者を増やしています。現在、大阪や京都など近畿圏内の登録者が 多いので、関東や中国地方など、遠方の登録者も増やしていきたいと考えています。  

今後の課題は、実際に笠置町に来訪していただいている方に、より笠置町の魅力に知っていただき、何度も足を運んでいただけるような情報を提供する ことを目標としています。 

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食文化のまちづくりを目指した全国ご当地鍋フェスタの取組み

また笠置町では、全国ご当地鍋フェスタを毎年開催しています。 

平成23年に開催された第26回国民文化祭京都2011を契機に、平成22年にプレイベントとして、近畿地方から招致したご当地鍋フェスタを開催しました。 そして、翌年の国民文化祭開催年には、全国各地からご当地鍋自慢を招致した全国ご当地鍋フェスタを開催しました。 

笠置町では、過疎化や高齢化が進行し、観光入込客の減少が続いていることから、地域活性化の一環として名物料理である「きじ鍋」に着目し、 全国からご当地鍋を集めて全国ご当地鍋フェスタを開催し、食文化の交流を図ることにしました。  

 きじ鍋が笠置町で提供されることになったきっかけは、町内にある旅館の亭主が笠置にあう食材を求めて辿り着いたのが「きじ肉」であったことに 始まると言われています。

きじ肉はたんぱく質が多い一方、脂肪が少なく、鶏肉よりもカロリーが少ない高級肉です。きじの味に惚れこんだ旅館の亭主が地道な努力と PR活動により旅館の名物料理となり、現在では、町内全ての旅館できじ鍋が提供されています。 

平成22年のご当地鍋フェスタでは、町内の旅館等で提供されているきじ鍋をイベントを通じて販売するのは、町として初めての試みでした。この試みは、 いかに低価格で高級なキジ鍋を美味しく来場者に食していただけるかを商工会女性部等の方々が研修や試作を行い、どのようにPRや販売ができるかを検討してきた結果、 現在、きじ鍋の販売は大変好評を得ることができています。 

全国ご当地鍋フェスタでは、きじ鍋を中心に全国からご当地鍋を集めて、来場者による投票でグランプリを決定するイベントをはじめ、全国ご当地グルメの 出店販売やご当地キャラのステージイベントや子供イベントなど、多彩なイベントで来場者を盛り上げています。 

国民文化祭を終え、笠置町では、今後も全国ご当地鍋フェスタを継続して実施していくため、平成24年7月に全国ご当地鍋フェスタ実行委員会を新たに 立上げ、12月1日(日)には、北は秋田県から南は大分県まで合計25団体の鍋が参加した、第3回全国ご当地鍋フェスタN−1グランプリを開催しました。 

今後も笠置町の恒例イベントとして全国ご当地鍋フェスタをひとつのきっかけとして観光客の誘致を図り、地域住民一体となって盛り上げ、 「きじ」を地域の大切なブランドとして、魅力ある地域づくりを目指しています。

このように、笠置町ではまちづくりや地域活性化に向けて、様々な事業を通じ、町の自然を最大限に活かして、観光振興及び地域の活性化に取り組んで いきたいと考えています。

「笠置ファン募集」ポスター

全国ご当地鍋フェスタの様子

きじ鍋の販売を行う笠置町商工会女性部のみなさん

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