全国町村会

よそ者と創る新しい農山村

JC総研ブックレット No.19 筑波書房刊
田中輝美 著 小田切徳美 監修  
定価(750円+税)

よそ者

 著者の肩書きは、“ローカルジャーナリスト”。いま地域で何が起こっているのか、若い世代や移住者の行動を、地域(島根県)から独自の視点で捉え続けている。  

 本書は、タイトル通り「よそ者」「創造」「新しい農山村」がキーワード。登場する地域は、島根県海士町、江津市。離島という条件不利性を逆手に取った地方創生のトップランナーと、空き家など地域課題をビジネスコンテストという変換ツールで塗り替えた地域再生の先発事例を取り上げる。全国的な有名事例だが、誰が、何を考え、どう行動したのか、新しい農山村をどうやって創るのか、生き生きとした各人の描写を通じ、プロセスや課題を明らかにしている。終章部分では、「関係人口」を取り上げている。地域再生の現場や政策形成の現場でいま急浮上している「関係人口」とはいかなる意味か、関係人口から展望する「新しい農山村」のかたちは何か、その輪郭が見えてくる。

新刊紹介
よそ者と創る新しい農山村
希望を蒔く人―アグロエコロジーへの誘い―
シリーズ田園回帰G 世界の田園回帰 11カ国の動向と日本の展望
『明るい公務員講座』
自由貿易は私たちを幸せにするのか?
シリーズ田園回帰E 新規就農・就林への道
農村×都市=ナリワイ 日本のクリエイティブ・クラス
「中国山地 過疎50年」
シリーズ田園回帰F 地域文化が若者を育てる
『流しの公務員の冒険』
シリーズ田園回帰D ローカルに生きる ソーシャルに働く
シリーズ田園回帰C 交響する都市と農山村 対流型社会が生まれる
田園回帰がひらく未来 農山村再生の最前線
中山間直接支払制度と農山村再生
空き家対策の実務
シリーズ田園回帰B 田園回帰の過去・現在・未来
日本のTPP交渉参加の真実−その政策過程の解明−
地域再生入門 寄りあいワークショップの力
ローカル志向の時代 働き方、産業、経済を考えるヒント
シリーズ田園回帰 農文協刊
自治体職員再論〜人口減少時代を生き抜く〜
これだけは知っておきたい!外国人相談の基礎知識
地域に希望あり ―まち・人・仕事を創る
はじまった田園回帰 現場からの報告
農山村は消滅しない
『月刊自治体ソリューション』
震災復興と地域産業5 小さな“まち”の未来を映す「南三陸モデル」
「市町村合併による防災力空洞化」
検証・平成の大合併と農山村
農山村再生に挑む―理論から実践まで―
アベノミクスと日本の論点−成長戦略から成熟戦略へ
地域に飛び出す公務員ハンドブック
日本、買います―消えていく日本の国土―
自治体のカタチはこう変わる―地域主権改革の本質―
「よくわかるTPP48のまちがい」−TPPが日本の暮らしと経済を壊すこれだけの理由−
新しい公共と自治の現場
飛騨山里の役場吏員の生涯−手づくり地方自治五十年の風景−
若者と地域をつくる―地域づくりインターンに学ぶ学生と農山村の協働―
「農」と「食」の農商工連携−中山間地域の先端モデル岩手県の現場から−
鳩山政権の100日評価〜言論ブログ・ブックレット014〜
スローな未来へ「小さな町づくり」が暮らしを変えるー
地元学からの出発ーこの土地を生きた人びとの声に耳を傾けるー